ダーマペン4×エクソソーム【ダーマペン社公式製剤】

ダーマペン×エクソソームアイキャッチ

「ダーマペン×エクソソームってどんなもので、どのような効果があるんだろう?」

「ダーマペン×エクソソームを受けたいと思っていて、クリニックを比較したい」

このような疑問やお悩みをお持ちではないでしょうか?

この記事では美容皮膚科スマートスキンクリニックが、専門的立場から分かりやすくこれらのお悩みを解決致します。

※料金を知りたいという方は、以下の目次から飛ぶことが可能です。

目次

ダーマペン4とは

ダーマペン

ダーマペンは皮膚治療機器になります。機器の先端には、髪の毛より細い針が複数装着されています。この極細の針を皮膚に刺すことで、「創傷治癒機構」と呼ばれる働きが肌の内部で起こり、肌質改善の効果を発揮します。

創傷治癒機構とは

人には細胞を自然に修復する機能が備わっており、軽い傷(創傷)であれば自然に治ってきます。この細胞が傷ついた際に、元の状態に戻ろうとする反応のことを創傷治癒と呼びます。かさぶたになり、治った際に肌がつるんとした感じを経験している方は多いと思いますが、あれも創傷治癒になります。

また、肌の奥の真皮だけでなく、肌の浅い層である表皮にも作用し、肌のターンオーバーを正常化することで、角質の詰まりや、シミなどにも効果をもたらします。

ダーマペン単体で施術を実施することもできますが、多くの場合、「導入液」を同時に用います。これはダーマペンで肌に穴を空けているため、導入液を同時に用いると肌の奥に薬剤を浸透させることができるからです。(普段は皮膚の表面のバリアによって、薬剤は肌の深いところまで浸透することができません)

エクソソームとは

エクソソーム

エクソソーム(Exosome、エキソソームとも呼ばれる)は細胞から分泌される直径50-150 nm(ナノメートル:10億分の1メートル)の顆粒状の物質です。その表面は細胞膜由来の脂質、タンパク質を含み、内部には核酸(マイクロRNA、メッセンジャーRNA、DNAなど)やタンパク質など細胞内の物質を含んでいます。

細胞から分泌されたエクソソームは細胞と細胞の間に存在するだけでなく、体液(血液、髄液、尿など)にも存在しており、体中を循環しています。エクソソームの重要な機能として注目されているのは、細胞間の情報伝達に使われているということです。前述のようにエクソソームはその内部に核酸、タンパク質などを含んでいます。分泌した細胞の核酸(マイクロRNA、メッセンジャーRNA)がエクソソームを介して受け取り側の細胞に伝達され、機能していることが報告されたことから、エクソソームは細胞間のコミュニケーションツールとして働いていると考えられています。

「エクソソームは細胞からのメッセージ!?」(地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター)

こちらの記載のように、エクソソームは「細胞同士の情報伝達ツール」としての機能を持つ、体内に存在する物質になります。

このエクソソームの作用として、細胞の活性化、血管新生、炎症を抑える(抗炎症作用)などが判明しており、その結果美肌効果、アンチエイジング、疾患の治療・予防、疲労回復・不眠の解消等の効果があります。

ダーマペン4×エクソソームでは、このような効果を持ったエクソソームを、直接肌の内部に浸透させることができます。

エクソソームとは

ダーマペン4×エクソソームとは

ダーマペン4で肌に微細な穴を空け、そこからエクソソームを直接肌に導入していくことで、肌質改善を行う施術となります。

ダーマペン×エクソソームとは

こんなお悩みの方におすすめ

  • ニキビ跡(クレーター、色素沈着)を改善したい
  • 肌のハリツヤ感が欲しい
  • 毛穴を目立たなくしたい
  • 韓国人のような綺麗な肌になりたい

効果

効果

  • 肌の再生能力を高める
  • 肌質改善
  • 毛穴開き、角栓の詰まりの改善
  • ニキビ跡(クレーター、色素沈着)の改善
  • 細胞の自然な修復を促進し、より若々しい肌を作る
  • 肌を新しく生まれ変わらせ、機能を活性化させる

ダーマペン4単体でも肌の若返り効果がありますが、エクソソームの導入を行うことでさらにその効果を高めてくれます。

エクソソームは TGF- β 受容体阻害を介して、創傷の閉鎖を迅速化し、瘢痕性治癒/傷痕の形成を減らしつつ、コラーゲン繊維分布を調整し、付属器官 (毛髪、皮脂腺、神経、血管などの皮膚付属器) の再生をサポートすることで、創傷治癒を促進してくれます。

以下の論文にて、ダーマペン×エクソソーム導入液の効果が証明されています。

こちらの内容としては、「老化肌の患者を対象として、エクソソーム含有溶液(HACS)とマイクロニードル(ダーマペン)を併用した場合の比較実験」を行っています。

簡単に言うと「同じ人物の顔の片側にエクソソーム(HACS)を塗布した場合と、反対側に生理用食塩水を塗布した場合とで、しわ・弾力性・水分・色素沈着について比較したところ、エクソソーム(HACS)側の改善が大きかった」という結果が得られています。

効果のデータ

Global Aesthetic Improvement Scaleのスコアは、エクソソーム含有溶液治療側で対照側より有意に高かった(p = 0.005)。PRIMOS Premium、Cutometer MPA 580、Corneometer CM 825、Mark-Vuを含む様々な機器による客観的測定により、HACS治療側の皮膚のしわ、弾力、水分、色素沈着が対照側よりも臨床的に大きく改善したことが確認された。病理組織学的評価の結果は臨床所見と一致していた。重篤な有害事象は認められなかった。

引用
Gyeong-Hun Park, Hyuck Hoon Kwon, Joon Seok, Steven Hoseong Yang, Joon Lee, Byung Chul Park, Eun Shin, Kui Young Park.” Efficacy of combined treatment with human adipose tissue stem cell-derived exosome-containing solution and microneedling for facial skin aging”: A 12-week prospective, randomized, split-face study. Journal of cosmetic dermatology. 2023 Jun 28; doi: 10.1111/jocd.15872.

またYouTuberのヒカルさんが、こちらの動画で「ダーマペン×エクソソーム」についてお話されています。

推奨施術回数/頻度|何回受けたら良いのか

こちらの項目は、実際のカウンセリングの中でよく聞かれる質問になりますので、クリニックで実際にお伝えする形で解説致します。

「ダーマペン×エクソソームは何回受けるのが最適なのでしょうか?」

5回~10回程度受けると良いかと思います。

「どのくらいの間隔で受けるのが最適なのでしょうか?」

1ヵ月間隔が良いかと思います。

※断言口調でないのは、美容皮膚科の施術というのは効果の出方などに個人差がありますので、美容皮膚科一般で推奨されている手法、メーカー推奨の手法を中立的にお伝えしているからです。断言はしませんが、上記の回数・頻度で受けられることを基本的には推奨致します。

メリット/デメリット

メリット

  • 肌質改善効果を得られる
  • ダーマペン単体と比較し、同程度の時間でより高い効果を得られる
  • ダーマペン単体と比較し、エクソソームの抗炎症作用によりダウンタイムが軽減される
  • エクソソーム点滴等と比較した際に、肌に集中的にアプローチする為、肌に対してより高い効果が得られる

デメリット

  • ダーマペンによる痛みがある
  • ダウンタイムがある(エクソソームの抗炎症作用により、ダーマペン単体よりも軽減される)
  • ダーマペン単体より高価

スマートスキンクリニックのダーマペン×エクソソームの特徴

ダーマペンの機器を製造しているDermapenWorld 社の公式エクソソーム製剤を採用

目次