リズネ(LIZNE)|進化したリジュラン後発品(ジェネリック)
「リズネ(LIZNE)って何?どんな効果があるの?」
「リジュランの後発品ってどういうこと?」
「リズネ(LIZNE)を受けられるクリニックを探しているけど、料金を比較したい」
「リジュランとの違いって何だろう?」
こんにちは、美容皮膚科スマートスキンクリニックの医師です。
皆さまは、このような疑問やお悩みをお持ちではないでしょうか?
リズネ(LIZNE)は、美容医療の世界で注目を集める最新の肌再生治療です。「痛くないリジュラン」とも呼ばれ、多くの方に人気を集めています。しかし、その効果や安全性、他の治療法との違いについて、詳しく知りたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
そこで、このような疑問やお悩みを解決するために、美容皮膚科スマートスキンクリニックが専門的な立場から、リズネ(LIZNE)について分かりやすく解説いたします。
この記事では、リズネの特徴や効果、施術方法、料金など、あらゆる角度からリズネについて詳しく説明しています。美容治療を検討されている方々にとって、有益な情報源となれば幸いです。
※料金など特定の項目を知りたい方は、以下の目次から該当箇所に直接アクセスすることが可能です。
リズネ(LIZNE)とは:進化したリジュラン後発品
リズネ(LIZNE)は、美容医療の分野で注目を集める最新の肌再生スキンブースター製剤です。この製品は、有名なリジュランの特許切れを機に開発された後発品であり、リジュランの優れた効果を継承しつつ、その欠点を改善した進化版として位置づけられています。
名前の由来
LIZNE(リズネ)という名前には深い意味が込められています。
- LIZ:Leeds(全盛期)を意味し、肌が最も美しかった時期を表します。
- NE:Rene(生まれ変わる)を意味し、肌の再生と若返りを象徴しています。
つまり、「LIZNE」は「若々しい時の肌に生まれ変わる」という願いを込めて名付けられました。この名前は、製品の目的と効果を端的に表現しています。
リジュランとの関係性
リズネはリジュランの後発品ですが、単なるコピー製品ではありません。リジュランの優れた効果を基盤としつつ、最新の技術と研究成果を取り入れることで、より安全で効果的な製品として開発されました。特に、リジュランの課題であった痛みや赤みの問題に焦点を当て、これらを大幅に改善しています。
リズネの特徴:リジュランからの5つの進化ポイント
リズネは、リジュランの優れた点を継承しつつ、以下の5つの点で大きく進化を遂げています。
①高純度ポリヌクレオチド(PDRN)
リズネは、サケ科の魚類DNAから抽出されたポリヌクレオチド(PN)を主成分としていますが、その純度は99%にまで高められています。この高純度化により、効果の向上と副作用のリスク低減を同時に実現しています。
②痛みの大幅軽減
リズネは「痛くないリジュラン」とも呼ばれるほど、注入時の痛みが軽減されています。これは、高純度PN抽出・精製技術による不純物除去と、溶液のpH調整によるものです。臨床試験でも、リジュランと比較して痛みが有意に少ないことが確認されています。
③施術後の赤みの軽減
リズネは施術後の赤みも大幅に軽減されています。対リジュラン比較で軽減されているため、リジュランを受けていた人にとっては嬉しい進化かと思います。
④pHの最適調整
リズネは溶液のpHが肌に最適な状態に調整されています。これにより、注入時の刺激が抑えられ、痛みの軽減だけでなく、施術後の肌への負担も軽減されています。
⑤広範囲への使用可能性
リズネは顔全体、首、デコルテなど、幅広い部位に使用することができます。特に、目元や口元など、従来の製品では使用が難しかった部位にも安全に使用できるのが大きな特徴です。
これらの進化により、リズネは施術を受ける方にとって、より快適かつ効果的な治療を可能にしています。痛みや赤みの軽減は、施術を受けることへのハードルを下げ、より多くの人が施術を受けやすくなることにつながっています。
リズネの主な効果:肌のハリ・艶と総合的な若返り
リズネは、肌質改善効果を持っていますが、特に「ハリ艶出し」の効果が強いです。
またリズネは、ポリヌクレオチド(PN)を主成分とした注入製剤です。PNは以下のような特性を持っています:
- 細胞活性化効果
- 組織修復と再生の促進
- 抗炎症作用
- 抗酸化作用
リズネはこれらのPNの特性により、肌のハリや艶の改善、全体的な肌質の向上など、総合的な肌の若返り効果が期待されます。
リズネの主な効果は以下の通りです:
①肌のハリと艶の向上
リズネに含まれる高純度PNが、真皮層の線維芽細胞を活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。これにより、肌のハリや弾力が改善され、同時に肌表面の光の反射が向上することで、艶やかな肌へと導きます。
②シワの改善
PNの細胞活性化効果により、小じわやほうれい線などのシワが改善されます。特に、目元や口元の細かいシワに効果的です。
③肌質の全体的な改善
保湿効果:PNは高い保水性を持ち、肌の水分保持力を高めます。
肌トラブルの軽減:抗炎症作用により、ニキビ跡や傷跡の改善に効果を発揮します。
毛穴の引き締め:肌全体のハリが向上することで、開いた毛穴が目立たなくなります。
肌色の改善:抗酸化作用によりメラニンの生成が抑制され、くすみのない明るい肌色へと導きます。
一般的なヒアルロン酸製剤(架橋型)は、加齢により減少した骨や脂肪のボリュームロスを「充填」することで、顔の輪郭を整えたり、シワやほうれい線を改善します。注入されたヒアルロン酸は治療部位にとどまり、局所的な効果を発揮します。
一方、リズネは、注入後に広く拡散し、肌全体に作用します。つまり、ボリュームアップではなく、肌質そのものの改善や細胞の活性化を通じて、全体的な若返り効果を得ることができます。
リズネの効果の持続性
海外の臨床研究では、リズネのような高純度PN製剤を使用した患者の90%以上が、3か月後も効果の持続を実感したという報告があります。これは、リズネが単なる表面的な改善ではなく、肌の深部から再生を促進していることを示しています。
このように、リズネは肌のハリと艶を向上させつつ、総合的な肌の若返り効果を持った施術になります。特に、従来のヒアルロン酸製剤では得られなかった、自然な肌質改善を目指すことができます。
リズネの作用メカニズム
リズネの効果は、その主成分であるポリヌクレオチド(PN)の複合的な作用によるものです。具体的には以下の3つの主要なメカニズムが働いています:
①線維芽細胞の活性化
PNは真皮層にある線維芽細胞を直接刺激し、活性化します。 活性化された線維芽細胞は、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進します。 これらの成分は肌の構造を支え、ハリや弾力を与える重要な役割を果たします。 結果として、シワの改善やたるみの解消につながります。
②血管新生作用
PNには血管新生を促進する作用があります。 新しい毛細血管の形成は、肌への栄養や酸素の供給を改善します。 これにより、肌の代謝が活性化され、古い角質の除去や新しい細胞の生成が促進されます。 結果として、肌の血色が良くなり、明るく健康的な印象を与えます。
③抗炎症作用
PNには強力な抗炎症作用があります。 慢性的な炎症は肌の老化を加速させる要因の一つですが、PNはこれを抑制します。 ニキビや赤みなどの炎症性の肌トラブルの改善にも効果を発揮します。 また、紫外線などの外部刺激による炎症からも肌を保護します。
これらのメカニズムが複合的に作用することで、リズネは総合的な肌質改善効果を発揮します。特に注目すべきは、これらの作用が肌の深層部から表面に至るまで、広範囲にわたって効果を発揮することです。
さらに、最新の研究では、ポリヌクレオチド(PN)がDNAの修復を促進する可能性も示唆されています。これは、紫外線などによるDNAダメージの蓄積が肌の老化の一因となっていることを考えると、嬉しい作用になります。
このように、リズネは単に表面的な改善を行うのではなく、肌の細胞レベルから総合的に働きかけることで、持続的で自然な肌質改善効果を発揮しています。
こんな方におすすめ
肌のハリと艶を向上させたい方:
- より輝きのある、透明感のある肌を目指したい方
- 触れたくなるような、もちもちとした肌質を手に入れたい方
- メイクのノリを良くし、内側から輝くような肌になりたい方
予防的なエイジングケアを考えている方:
- 将来的な肌の老化を予防したい方
- 早めのケアで、長期的に若々しい肌を維持したい方
小じわやほうれい線が気になる方:
- 目元や口元の細かいシワが目立ってきた方
- ほうれい線が深くなり、年齢よりも老けて見られるようになった方
乾燥肌や敏感肌でお悩みの方:
- 季節を問わず肌の乾燥が気になる方
- 肌が敏感で、様々な美容製品が合わない方
肌のくすみや毛穴の開きが気になる方:
- 肌のトーンが暗くなり、くすんで見える方
- 毛穴が目立ち、なめらかな肌質を取り戻したい方
首やデコルテのケアも考えている方:
- 顔だけでなく、首やデコルテの肌質改善を希望される方
より自然な仕上がりを求める方:
- ヒアルロン酸注入やボトックス注射では物足りない、あるいは不自然さを感じる方
- 長期的で自然な若返り効果を求める方
痛みに敏感で、従来の注入治療に抵抗がある方:
- 注射の痛みが苦手で、美容治療を敬遠していた方
- リジュランなどの従来のスキンブースター注射の痛みに耐えられなかった方
20代の方には特に、「肌のハリと艶を向上させる効果」が人気です。
リズネとリジュランの詳細比較
リズネはリジュランの後発品として開発されましたが、単なるコピー製品ではなく、進化した製剤になります。以下に比較を示します。
成分
- リジュラン:ポリヌクレオチド(PN)を主成分とする。
- リズネ:同じくPNを主成分とするが、純度が99%と高い。
効果
- リジュラン:肌の再生、シワの改善、ハリ・弾力の向上などの効果がある。
- リズネ:基本的にリジュランと同様の効果がある。
痛み
- リジュラン:注入時の痛みが比較的強いことで知られている。
- リズネ:高純度PN抽出・精製技術と pH 調整により、痛みが大幅に軽減されている。
ダウンタイム
- リジュラン:施術後の赤みや腫れががある。
- リズネ:リジュラン比較で赤みや腫れが軽減され、ダウンタイムがやや短縮。
持続性
- リジュラン:効果の持続期間は個人差があるが、概ね3〜6ヶ月程度。
- リズネ:高純度のポリヌクレオチド(PN)により、効果の持続性がリジュランより向上。
施術回数
- リジュラン:通常3〜4回の施術を2〜4週間おきに行うことが推奨される。
- リズネ:リジュランと同様。
料金
- リジュラン:ポリヌクレオチド(PN)製剤として初めて世に出た製品であるため(その際に特許を取得)、比較的高価。
- リズネ:後発品のため、リジュランよりも低価格で提供できる場合が多い。
臨床実績
- リジュラン:長年の使用実績があり、多くの臨床データが蓄積されている。
- リズネ:比較的新しい製品だが、臨床データが蓄積されている。そもそもリジュランと同様のポリヌクレオチド(PN)製剤であり、リジュランのデータがある。
このように、リズネはリジュランの優れた点を継承しつつ、痛みの軽減、赤みの軽減、料金の低下など、様々な面で改善が図られ進化したポリヌクレオチド(PN)製剤になります。特にリジュランで問題とされていた「痛み」の軽減は、リジュランを受けたい方にとっては大きなメリットになるのではないかと思います。
推奨施術回数・頻度
3~4週間程度空けて、3〜4回。そのあとは半年〜1年に一度メンテナンス。
ダウンタイム
水光注射のダウンタイム期間・症状・経過について解説します。
ダウンタイム期間
水光注射のダウンタイムは2~3日程度です。
ダウンタイム症状
ダウンタイム症状として、注入部位の赤み、腫れ、痛み、浮腫、内出血、一時的な隆起があります。
水光注射の薬剤の隆起については、ほとんどの場合48時間以内で元に戻ります。内出血が生じた場合は、10~14日かけて徐々に消退していきます。
48時間経過した後はメイクでカバーできる程度ですが、大切な予定がある場合は調整をお願い致します。
腫れ・赤み
水光注射は皮膚を吸引しながら針を刺します。吸引圧や針刺しによって、施術箇所に赤みや腫れが生じることがあります。
症状は注入の深さに応じ、約1~5日で治まります。
針の痕
注入直後に針穴が赤く残ることがあります。ファンデーションなどのメイクでカバーできる程度です。
症状は数日で治まります。
内出血
注入時に皮膚の中を通る血管を針で傷つけると、内出血が起こります。内出血は皮膚の薄い部位にあらわれやすく、目周りや首回りには注意が必要ですが、コンシーラーなどのメイクでカバーできる程度です。
症状は数日~約10日で治まります。
詳細な経過を写真で知りたいという方は、以下の記事をご覧ください。
アフターケア
施術当日から数日は、以下のような点を意識して過ごしてください。リズネの効果を最大限に引き出し、長期的に維持するためには、適切なアフターケアが重要です。また、日々の適切なスキンケアや健康的な生活習慣も、効果の持続に寄与します。
清潔保持:
- 施術当日は入浴を控え、シャワーで軽く流す程度。翌日から優しく洗顔可能。
- 施術後3日間は、温泉やサウナなどの高温環境を避ける。
紫外線対策:
- 施術後1週間は直射日光を避け、外出時は日焼け止めを徹底する。
- UVカット効果の高い日焼け止めの使用を推奨。
スキンケア:
- 施術後3日間は刺激の強い化粧品(レチノール含有製品、ピーリング剤など)の使用を控える。
- 保湿を重視したスキンケアを心がける。
メイク:
- 施術翌日からメイクは可能だが、優しくメイクするよう心がける。
- 肌に優しい製品の使用を推奨。
生活習慣:
- 施術当日の飲酒や激しい運動は避ける。
- 十分な睡眠と水分摂取を心がける。
安全性
リズネは以下のような観点から、安全性が高い製剤となっています。
生体適合性:
- リズネの主成分であるポリヌクレオチド(PN)は、人体のDNAと類似した構造を持つため、生体適合性が非常に高い。
- これにより、アレルギー反応や拒絶反応のリスクが極めて低い。
高純度:
- リズネは99%という高純度のPNを使用。
- 不純物が少ないため、副作用のリスクが低減。
pH調整:
- 溶液のpHが肌に最適な状態に調整されているため、刺激が少ない。
非永久的:
- PNは体内で徐々に分解されるため、万が一問題が生じても一時的。
海外の大規模臨床試験では、リズネのような高純度PN製剤の安全性が高く評価されています。ある研究では、1000件以上の施術で重篤な副作用の報告がゼロだったという結果も出ています。
ただし、個人の体質や健康状態によってリスクは異なります。施術を検討する際は、必ず事前に詳細なカウンセリングを受け、自身の状態に適しているかどうかを確認することが重要です。
スマートスキンクリニックの水光注射の特徴
料金
2cc(2本) | |
---|---|
1回 | 36,900円 |
3回セット | 99,900円 (1回あたり33,300円) |
4回セット | 123,600円 (1回あたり30,900円) |
4cc(4本) | |
---|---|
1回 | 54,900円 |
3回セット | 148,200円 (1回あたり49,400円) |
4回セット | 183,600円 (1回あたり45,900円) |
6cc(6本) | |
---|---|
1回 | 72,900円 |
3回セット | 196,800円 (1回あたり65,600円) |
4回セット | 239,200円 (1回あたり59,800円) |
麻酔の必要性|高い
価格は麻酔代など全て込みの価格表示になります。
この施術は麻酔が推奨されているため、基本的にクリーム麻酔・局所麻酔を実施した上で行うのが標準だからです。
よくある質問(Q&A)
- リズネの効果はいつから実感できますか?
-
個人差はありますが、多くの方が施術直後から肌のハリや弾力の向上を感じます。総合的な肌質改善効果は2〜3週間後から徐々に現れ始め、2〜3ヶ月かけて最大となることが多いです。
- リズネの効果はどのくらい持続しますか?
-
効果の持続期間は個人差がありますが、平均して4〜8ヶ月程度です。
- リジュランとの違いは何ですか?
-
リズネはリジュランの後発品ですが、より高純度のポリヌクレオチドを使用し、pHも調整されているため、痛みが少なく、赤みも出にくいのが特徴です。また、より広範囲の症状に効果があります。
- 痛みはどの程度ですか?
-
リズネは「痛くないリジュラン」と呼ばれるほど、痛みが少ないのが特徴です。多くの方が、軽い刺激を感じる程度と報告しています。ただし、痛みの感じ方には個人差があります。
- 副作用のリスクはありますか?
-
リズネは非常に安全性の高い製剤ですが、軽度の赤みや腫れ、内出血などの一時的な副作用が起こる可能性があります。重篤な副作用は極めてまれです。
- 何回くらい受ければいいですか?
-
3~4週間おきに3〜4回の施術を推奨しています。
- 魚アレルギーがある場合は受けられますか?
-
リズネはサーモン由来のDNAを使用しているため、魚や魚卵にアレルギーがある方は施術を受けられません。
まとめ
リズネ(LIZNE)は、リジュランの後発品で、リジュラン同様のポリヌクレオチド(PN)を主成分とした製剤になります。
リジュランと比較し、痛みの軽減、赤みの軽減、低価格化と、進化した製剤になります。
当院では、皆さんの肌質改善に貢献していきたいと考えています。リズネ治療に興味をお持ちの方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。
【法的記載事項】
水光注射には、国内未承認医薬品または医療機器を⽤いた施術が含まれます。治療に⽤いる医薬品および機器は当院の医師の判断の元、個⼈輸⼊⼿続きをおこなったものです。
個⼈輸⼊において注意すべき医薬品等についてはこちらをご参照ください。
厚生労働省「個人輸入において注意すべき医薬品等について」