【医師解説】50代の顔のたるみに即効性があるのはどれ?3つの改善方法

「目の下や頬・顎、顔のたるみのせいで、老けて見られる」
「昔はもっとスッキリしていたのに… このフェイスラインどうにかならないかな…」
「たるみを無くす良い方法はないかなぁ」

40代、50代になって「歳とともに顔がたるむのは仕方ない、そういうものだ」と諦めていませんか?

たしかに、人は年齢とともに身体を造る細胞が減少し機能が衰えていくことで、肌のハリが失われたるみが生じてしまいます。

しかし、改善方法がないわけではありません。

今回の記事では、50代の顔のたるみを改善するための3つの方法を、美容皮膚科の医師である私が、専門的な立場から分かりやすく解説致します。

是非読んでみて下さい。

目次

たるみを改善させる3つの選択肢とは

顔のたるみを改善させるためのアプローチには大きく3つの選択肢があります。

  1. セルフケア:コストをかけずにゆっくりと
    「マッサージ」「表情筋トレーニング」「指圧」「ストレッチ」など
  2. 切らない美容施術:内側から自然な若返り
    「注射系」「レーザー系」
  3. しっかり美容施術:物理的なリフトアップで即効・持続的
    「糸リフト」「脂肪吸引」「フェイスリフト」

3つの選択肢を表にまとめてみました。概要を把握してもらえればと思います。

スクロールできます
①セルフケア②切らない美容施術③しっかり美容施術
マッサージ
表情筋トレーニング
etc
注射系
レーザー系
糸リフ脂肪吸引
フェイスリフト
効果の機序間接的
血流の改善、筋肉の弛緩と引き締め、老廃物を流す効果でリフトアップを狙う
間接的
肌のハリと弾力を司る組織の増生や、伸びた筋膜を引き締めてリフトアップ狙う
直接的
たるんだ皮膚の引き上げ、たるみの内側にある肥大化した脂肪の除去など物理的にたるみを除去する
効果の
持続時間
一時的でごく短期間施術後数週間~2ヵ月後に効果が出始め、6ヵ月~2年程度持続ダウンタイム後すぐに
~数年
コスト
(価格)

なし

6~15万円/回

10~50万円
リスク
後遺症
注意点
正しい方法で行わないことで、さらなるたるみを助長する可能性がある効果の持続期間が限られているので、効果を維持するためには継続的に施術を受ける必要があるダウンタイムが必ずある
合併症のリスクがある(腫れ、内出血、感染症、稀ではあるが耳下腺管損傷、顔面神経損傷など)
メリットコストをかけず自宅でできる
日々の習慣として取り入れやすい
手術ではないので比較的安全
ダウンタイムが短いまたは必要なし
物理的にたるみを解消できる
1回の治療で比較的長い治療効果が得られる
デメリット効果は限定的で、即効性が低い
継続的な努力が必要
間違った方法で行うと、たるみを助長させる可能性もある

持続期間が限られている
継続する必要がある
長期的にはコストが高額になる
効果には個人差がある
費用が高額
ダウンタイムがある手術に伴うリスクがある手術痕が残る可能性がある
特徴たるみ予防や軽度なたるみにのみ有効
手軽に始められる
中度のたるみに有効
即効性は期待できない
自然な肌の若返りと質感の向上
重度のたるみに有効
即効・持続的
結果は施術者の技量による
たるみを改善させる3つの選択肢

たるみが起こる4つの原因

たるみは加齢による身体の変化で、内的要因(ホルモンバランスや筋肉の衰え)、外的要因(紫外線や乾燥)、生活習慣(食事、睡眠不足、喫煙)などが影響し合って起こります。

上記の影響により、医学的には以下の4つが起こることでたるみが生じます。

  1. コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の減少
  2. 脂肪の肥大化
  3. 筋肉の萎縮・低下
  4. 骨の萎縮

コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の減少

皮膚は大きく表皮・真皮・皮下組織と3つの層から成り立っています。

たるみに関わるのは真皮層で、真皮層は肌のハリと弾力を保つ役割を持っています。

【真皮の仕組み】

真皮はコラーゲンとエラスチンという2つの線維が多くを占めています。コラーゲンはバネのような役割、エラスチンはゴムのような役割で、コラーゲンがバラバラにならないように束ねています。これらの線維によって皮膚は柔軟性と強度を保っています。

そして、これらの線維の間をヒアルロン酸などのゼリー状の物質が埋めています。

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸など真皮の構成成分を生みだしているのが線維芽細胞となります。


皮膚の断面図

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の減少は加齢に伴う自然な生物学的プロセスと言えます。

その理由は二つあり、一つは紫外線や酸化・糖化などの影響の積み重ねでコラーゲンやエラスチンが壊れてしまうから。もう一つは、加齢に伴う線維芽細胞の減少や、働きの衰えから、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を新たに増生できなくなるからです。

脂肪の肥大化

脂肪の肥大化とは、脂肪細胞が大きくなり、そのボリュームが増加する現象です。

加齢に伴う代謝の変化やホルモンバランスの変動が関係しています。特に女性では、女性ホルモンの減少が脂肪細胞の分布に影響を与えると言われています。

脂肪細胞の大きさが増すと、その重さによって下方へ引っ張られ、結果として顔にたるみが生じます。

特に頬の下部、顎のライン、または目の下の領域で脂肪の肥大化が顕著になることが一般的です。

筋肉の萎縮・低下

筋肉の萎縮や低下が起こる理由は、いくつかあります。加齢による代謝プロセスの変化、活動量の減少、ホルモンバランスの変動などです。

特に表情筋などの顔の筋肉が弱まると、皮膚を支える力が低下します。筋肉のサポートが不十分になると、皮膚の張りと位置が変わり、顔にたるみが生じます。

骨の萎縮

骨の萎縮が起こる原因もいくつかあります。骨を形成する細胞の活動の低下、骨の再吸収の増加、または栄養不足などが原因で起こります。

これらの原因により骨密度が減少し、骨が薄くなります。骨の萎縮も加齢に伴う自然なプロセスと言うことができます。

顔の骨格が萎縮すると、覆っていた皮膚が余ることになります。皮膚の緊張が失われ、たるみとして現れます。

たるみを改善させる3つの選択肢

選択肢①セルフケア

最初の選択肢は、セルフケアになります。

今回この記事の中で具体的な方法について紹介をするわけではありませんが、セルフケアにどのような効果があるのかをまとめてみました。

セルフケアには「マッサージ」「表情筋トレーニング」「指圧」「ストレッチ」などがあります。

いろいろな手法がありますが、これらのセルフケアを行うことで、

〇血行改善→リンパの流れを促進→老廃物の排出を促す→腫れやむくみの改善
〇血行改善→肌組織に栄養と血流を送る→新陳代謝を促進し細胞の生まれ変わりを促す
〇筋肉を弛緩させ緊張を和らげる→しわの形成を軽減し、肌の柔軟性を向上させる
〇筋肉を鍛える→皮膚を引き上げる力を強める

このような効果を期待して、たるみを改善させるという流れになります。

セルフケアは、メリットとしてコストをかけずに手軽に始められます。軽度のたるみや、たるみの予防目的に、日々の生活習慣の一つとして取り入れられる場合は有効な手段です。

しかし、デメリットとして効果が限定的で即効性が低いことや、継続して行わないと効果を持続できないという点があります。

重度なたるみやセルフケアを継続できない場合、または即効性を期待する場合には、たるみの改善は難しいと言えます。

注意!マッサージは正しく行わないと逆効果になることも!!

また、セルフケアで行うフェイスマッサージにおいては注意したいことがあります。逆にたるみを助長してしまうということです。

フェイスマッサージには、先ほど説明したような良い効果(血流の改善や、筋肉の弛緩と引き締め)もあります。しかし、医学的にその有効性を疑問視する意見も存在します。

その理由は3つ、「過度な圧力」「皮膚の摩擦」「リンパ液の誤った流れ」です。

強すぎる圧力や不適切な技術で行われるマッサージは、皮膚を引っ張り過ぎてしまう可能性があります。また、摩擦によって皮膚にストレスを与えます。この摩擦は皮膚の刺激やダメージを引き起こし、たるみの原因になることがあります。

他にも、リンパ液を正しい方向に流すことができないと、流れが逆に悪化しむくみやたるみを引き起こす可能性があります。

フェイスマッサージを行う際は、正しい手法を学び、適切な圧力を心がけることが重要です。

選択肢②切らない美容施術

次の選択肢は注射やレーザーを用いた、切らない美容施術になります。

〇注射系:プロファイロ
〇注射系:ジャルプロスーパーハイドロ
〇レーザー系:HIFU

美容施術ではありますが、副作用・後遺症・ダウンタイムなどのリスクやデメリットは比較的少ないと考えられます。

3施術とも効果が出るまでに少なくとも数週間はかかります。
また効果には個人差があり、効果の持続期間も永続的ではありません。ですので、即効性があるとは言い難く、効果を得続けるためには定期的に施術を繰り返す必要があります。

しかし、内側から自然なハリとリフトアップが得られ、肌質の若返り効果が期待できます。その理由はコラーゲン・エラスチンや筋層に直接働きかけるからです。

「たるみは改善したいけど、”何かした”と周りの人にバレたくない」

このように考えている方には一番おススメできる方法になります。

注射系:プロファイロ

プロファイロ症例写真

プロファイロは、高濃度のヒアルロン酸を皮膚に注入する美容施術です。

プロファイロは次世代ヒアルロン酸と呼ばれる非架橋ヒアルロン酸のひとつで、「ECMリモデリング治療」として近年注目されています。

【ECMリモデリング治療とは】

まず、ECMとはExtraCellularMatrixの頭文字です。細胞外マトリックスと訳され、線維芽細胞の外側の部分を指します。具体的には、線維芽細胞の周囲に存在するコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの繊維組織や基質部分です。

次に、リモデリングとは再構築するという意味になります。つまり、ECMリモデリングとは、線維芽細胞の周りにコラーゲンやエラスチンなどの足場増やしヒアルロン酸などで隙間を充足すること。つまり、衰えた真皮を再構築するという意味になります。

非架橋ヒアルロン酸を注入することは、基質部分にヒアルロン酸を充足させることができると同時に、線維芽細胞に刺激を与えることになります。この刺激によって線維芽細胞はコラーゲンやエラスチンを増生するようになります。

ECMリモデリング治療では、不自然な変化は起こりません。その理由は、自分自身に本来から備わっている回復力によるものだからです。時間をかけて少しずつ変化していく分、即効性には欠けることになります。

プロファイロの施術は、顔の決められた10か所(左右に5箇所ずつ)に注入します。注入直後は虫刺され様の盛り上がりがありますが、数時間で吸収され目立たなくなります。


プロファイロの詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

また、プロファイロを受けたいという方は、以下からご予約ください。

注射系:ジャルプロスーパーハイドロ

ジャルプロスーパーハイドロも非架橋ヒアルロン酸の一種で、ECMリモデリング治療に用いられる注射製剤になります。

ECMリモデリングについての詳細な解説は先のプロファイロの頁に記載していますので、まだ読んでいない方はそちらを読んで見てください。

プロファイロと同じ非架橋ヒアルロン酸製剤ですが、異なる点が3点あります。

「成分の違い」「リガメントの再生」「注入方法」です。

「成分の違い」
ジャルプロスーパーハイドロはヒアルロン酸に加えてアミノ酸やペプチドが含まれています(プロファイロは純粋なヒアルロン酸のみ)

含まれているアミノ酸やペプチドは皮膚細胞の栄養として機能するので、肌の再生をさらに促進させる可能性があるとされています。

「リガメントの再生」

【リガメントとは】

リガメントは骨と皮膚(またはその近くの構造物)を骨としっかりと繋ぎ止める線維組織で、支持靭帯のことを言います。リガメントは主にコラーゲン繊維で構成されており、これらの繊維は線維芽細胞によって生成されます。

顔面において、リガメントは特に重要で、皮膚やSMAS層などの軟部組織を骨から離れすぎないように支える垂直方向の線維組織として機能し、顔の構造の安定性を保ちます。


リガメント解説図

リガメントの再生は、リガメントが線維芽細胞から生み出されるということに関連しています。

先ほど「成分の違い」の所でも説明しましたが、ジャルプロスーパーハイドロに含まれているアミノ酸やペプチドは、皮膚の細胞を活性化させ、コラーゲンやエラスチンの生産を促進するとされています。リガメントは主にコラーゲンから構成されているため、リガメントの再生が強化されると考えられています。

「注入方法」
ジャルプロスーパーハイドロの注入方法は、プロファイロよりカスタマイズされた方法で注入されることが多いです。治療を行う部位や肌の状態に応じて、皮膚の深さや注入量が調整されます。

注入後の外観や経過はプロファイロとほぼ同様と言えますが、効果が発現する時期に関しては、ジャルプロに含まれる追加成分(特にアミノ酸)により、肌の修復や再生に対する効果に違いが出る場合があります。

ジャルプロスーパーハイドロの詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

また、ジャルプロスーパーハイドロを受けたいという方は、以下からご予約ください。

レーザー系:HIFU

HIFU(ハイフ)とは、High Intensity Focused Ultrasoundの頭文字をとった略称で、日本語で高密度焦点式超音波という意味です。

高密度の超音波エネルギーは熱エネルギーとなって、皮膚組織の特定の深さに照射されます。

皮膚の内側は、皮膚(表皮・真皮) → 皮下組織 (主に脂肪組織)→SMAS層→筋肉→ 骨の順に層になっています。HIFUは主に真皮・皮下組織・SMAS層などに照射され効果を発揮します。

【SMAS層とは】

SMAS(Superficial Muscular Aponeurotic Systemとは表在性筋膜ともよばれる筋膜です。いわゆる表情筋などの筋肉とは異なります。表情筋は顔の動きや表情を制御する筋肉ですが、SMAS層はこれらの筋肉を覆う強靭な結合組織の層として区分されています。

SMAS層は皮膚と表情筋の間の中間層として機能し、皮膚に密接に関連しており、皮膚と一緒に動くことが多いです。顔のリフトアップに重要な役割を果たします。

HIFUの熱エネルギーは、どこに照射されるかによって発揮される効果が異なります。

真皮に照射された場合は、線維芽細胞への刺激となって、コラーゲンとエラスチンの生成促進→繊維組織の再構築を促します。

皮下組織に照射された場合は、その熱エネルギーで脂肪の融解や破壊が起こりうるとされています。

SMAS層に照射された場合は、伸びたコラーゲンやエラスチンを収縮させ、SMAS層は引き締められることになります。生のお肉に熱を加えるとお肉が縮みますよね。それと同じ原理です。

このような皮膚のハリと弾力の改善の効果から、たるみの解消につながります。

HIFUは美容皮膚科領域ではたるみ治療として広く活用されています。その理由は、HIFUの最大のメリットに、メスを使わずにリフトアップや引き締め効果が得られるということがあるからです。ただしデメリットとして、その治療効果には個人差が大きいことや、非常に頻度は低いですがごく稀に火傷や神経麻痺などの合併症が起こることがあります。

選択肢③しっかり美容施術

最後に紹介するのは、侵襲を伴う3つの美容施術になります。

〇糸リフト(スレッドリフト)
〇脂肪吸引
〇フェイスリフト

アプローチはそれぞれ異なりますが、見た目のたるみを解消するという点においては3施術とも即効性があります。

「お金をかけてでも、とにかくすぐにたるみを解消したい」

という方には選択の余地のある方法になります。

しかし、選択の前に慎重によく考えないといけないことがあります。それは、治療効果が施術者の技量によるので、良い施術者(クリニック)を探さなければならない点。ダウンタイムや合併症のリスクを十分に考慮しなければならない点です。他にも、高額な費用を抑えたいと思っている方にとっては、クリニックごとにメニューや料金形態が異なることは、クリニック選びを余計に悩ませるポイントにもなります。

糸リフト(スレッドリフト)

糸リフトとは、加工された特殊な糸(スレッド)を使って、たるみ部分を物理的に引き上げる治療法です。3施術の中で最も侵襲度の低い施術となります。

糸リフトにはふたつのリフトアップ効果があります。ひとつは、糸の引き上げによる直接的なリフトアップ効果。もうひとつは、挿入した糸の刺激で肌の新陳代謝が改善しコラーゲンやエラスチンが増生するという、間接的な効果です。

使われる糸は手術でも使用される素材で、体内で自然に分解され吸収されます。糸が分解されるまでに6~24ヶ月かかり、その期間リフトアップ効果が持続します。

この治療は局所麻酔で行い、日帰り治療となります。切開を伴わないためダウンタイムが比較的短く、施術後すぐに日常生活に戻れることが多いです。

比較的後遺症が少ないと考えられていますが、口の動かしにくさやスレッドが露出するといったことが稀にあります。

脂肪吸引

脂肪吸引は、顔から余分な脂肪を吸引する侵襲的な美容施術です。たるみの原因である過剰な脂肪を取り除き、顔の輪郭を整えます。

脂肪吸引の施術と言っても、顔全体の脂肪を減少させることを目的としているものと、バッカルファット・メラーファットファット・ジョージファット除去と言ったように、顔の特定の部位に焦点を当てた対象領域が限定される手法もあります。

吸引後に皮膚のたるみが残ってしまう場合は、同時に糸リフトと組み合わせて行うこともあります。

脂肪吸引は個々のニーズや状態によって医師が適切な方法を判断することになります。医師の技術による所が大きいので、信頼できる医師を探せるかどうかがとても重要になります。

今回ここで紹介するのは一般的な手法です。手法の一つとしてイメージしてもらえたらと思います。

脂肪吸引は一般的に局所麻酔を用いて行います。頬や顎の脂肪吸引の場合は、耳の付け根あたりに小さな切開を行い、そこから細い管を挿入しシリンジ(注射器)による手動吸引の方法が一般的に選ばれます。通常日帰りで行われることが多いです。

脂肪吸引の手術では、内出血やむくみの症状が通常術後2週間ほど出現します。

フェイスリフト

フェイスリフトはたるんだ皮膚を引き上げるとともに、余分な皮膚を取り除く外科手術です。

顔に著しいたるみを持つ人に適しており、長期的な若返り効果が期待できます。

一方で3施術の中では最も侵襲が大きく、合併症などのリスクとダウンタイムを十分に考慮する必要があります。

フェイスリフトは大きく2つに分けることができます。SMAS法やリガメント法とよばれる「全顔のリフトアップを目指す大規模な手術」と、ミニリフトと呼ばれる「限定的なエリアの改善を目指す小規模な手術」です。

全顔のリフトアップのように引き上げ範囲が広範囲に及ぶ場合、リガメントがあることで十分に皮膚を引き上げられないということが生じます。その場合は、リガメントを一度切断して、引き上げた皮膚と共に再固定するリガメント法という手法が採用されます。しかし、リガメント部分を操作するということは、SMAS下の深部まで操作範囲が及ぶことになるので、神経損傷のリスクがさらに高くなります。

フェイスリフトでは、患者の状態や手術範囲によって、全身麻酔や入院の有無が決められます。

50代に一番おススメのたるみ改善方法

50代の方に一番おススメするたるみ改善方法は、切らない美容施術になります。

おススメする一番の理由は、リスクが少ない割に得られる効果が大きいからです。

繰り返しになりますが、切らない美容施術の注射系施術やレーザー系のHIFUでは、たるみの原因となるコラーゲンやエラスチンの減少に効果的にアプローチできます。
これらの施術は非侵襲的な方法であるため、ダウンタイムやリスクが比較的少ないことから、安心して施術を受けることが可能です。また、施術者の技量に大きく左右されることが少なく、クリニック選びに際しての不安を軽減します。

50代の方々にとって、たるみ改善は外見だけでなく自信と活力を取り戻す一歩となります。自分に合った安全で効果的な施術を選択することで、より輝く日々を送ることができるでしょう。

切らない美容施術ならスマートスキンクリニックへ

スマートスキンクリニックは美容皮膚科であり、「切らない美容施術」「ナチュラルな変化」をさせることを得意としています。

特に技術力が要求される「注入系」の施術においては、以下のような ” こだわり ” を持って診療にあたっています。

「たるみ」でお悩みの方はお気軽にスマートスキンクリニックまでカウンセリングにお越しください。


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