【医師解説】首のシワ改善には何が効く? シワの原因とおすすめケアの根拠を医師が解説  

クリーム、マッサージ、ストッレチ… 首のシワが消えるということで、いろいろなものが紹介されていますが、

「本当に効果があるのかな?」
「一番効果がある方法はどれだろう?」
「早く効果が現れるものが知りたいな」

このような疑問を持たれている方もいるのではないでしょうか? 

この記事では美容皮膚科スマートスキンクリニックが、首のシワの種類別にシワができる原因を解説し、様々なケアの効果について解説していきます。 
また、首のシワに効く美容医療にどのようなものがあるのか、各施術についても解説しますので、首のシワに悩まれている方はぜひ参考にしてください。

【結論・まとめ】

結論から言うと、クリームやストレッチ、枕を変えるなど、毎日のセルフケアだけで首のシワを解消することは基本的に難しいと思ってもらう方がよいかもしれません。
セルフケアには“これ以上シワを増やさない効果”は期待できるかもしれませんが、刻まれたシワを薄くする効果はあまり期待できず、守りのケアと言えるでしょう。 

では、何が良いかと言うと、美容医療に頼ることが良いと考えています。 
セルフケアが守りのケアだとすると、美容医療はシワ解消の効果を早く実感できる攻めのケアだと言えるでしょう。 

首のシワの種類 

首はシワができやすい部位と言えるのですが、実はシワと言っても「横ジワ」「縦ジワ」「ちりめん小ジワ」「たるみ」など、いくつかの種類に分けられます。シワの種類によって原因や特徴が異なり、ケアの方法も異なってくるので、まずはご自分のシワについて理解を深めましょう。 

横ジワ 

首の横ジワ(ネックレスライン)は、年齢を問わず比較的若い時から現れます。 

主な原因は、皮膚のハリや弾力の低下によることと、同じ部位に継続的に圧力が加わることで皮膚に折り目がついてしまうことによります。 

具体的な例としては、高さのある枕の使用や、長時間のスマホやパソコンの使用です。これらの場合には、首にシワが入る姿勢を長時間続けることになるので、横ジワが刻まれやすくなります。 

縦ジワ 

首の縦ジワは、加齢に伴う皮膚の薄さ、乾燥、ハリや弾力の低下、そして首周りの筋肉である広頚筋の拘縮などが主な原因になります。

縦ジワが見られるのは、年齢が上の方、痩せている方に比較的多いと言えるかもしれません。 

また、加齢や急激な体重減少により皮下脂肪が下垂し、フェイスラインから首にかけてのたるみが縦ジワを引き起こすこともあります。紫外線によるコラーゲンとエラスチンの減少で、皮膚にハリや弾力がなくなることも縦ジワの原因です。 

ちりめん小じわ 

ちりめん小じわは、皮膚の表面に現れる細かいシワのことを指します。首の皮膚は目元や口元と同じように非常に薄く、乾燥や外部の影響を受けやすい部位です。そのため年齢に関係なく、乾燥や紫外線の影響を受けると、ちりめん小じわが目立ちやすくなります。 

たるみ 

首のたるみの主な原因は、加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少、広頚筋の衰え、脂肪細胞の肥大化など、様々な原因が複合的にからんで生じます。
具体的に言うと、加齢によって薄くなった皮膚が、広頚筋の拘縮に伴い皮膚にピンと張るテンションが加わらなくなるので皮膚が緩むことなどです。


また、体重増加に伴って皮下脂肪が増えたり、加齢による代謝の衰えから脂肪細胞が肥大化したりしても、皮膚をたるませます。増加や肥大化した皮下脂肪は重力によって下方に引っ張られるので、緩んだ皮膚と相まって皮膚がたるむという状態を引き起こしてしまうからです。

たるみが進行すると、首や下あごの皮膚が垂れ下がり、フェイスラインが不明瞭になったり、首に段差ができ首の皮膚が何重にもたるんだりすることがあります。

首のシワの原因 

首の皮膚はもともと薄く、首の動きによって非常に伸びやすい特徴があります。それに加え、首は紫外線や乾燥などの影響を受けやすい部位ということもあり、肌の弾力を低下させ、たるみやすくシワが刻まれやすい部位と言えます。 

他にも、首は重たい頭を支える部位であることから血行不良になりやすく、それによって筋肉が拘縮しやすくなります。筋肉が拘縮し姿勢が固定されやすくなると、シワができやすくなるといった悪循環に陥りやすいのです。 

首のシワをつくる主な原因は以下の5つです 

  1. 乾燥 
  2. 紫外線 
  3. 姿勢 
  4. 広頸筋(こうけいきん)の拘縮
  5. 加齢による皮膚の弾力の低下 

①乾燥 

そもそも首は、皮膚が薄いことで保湿成分を含有できる量が少なく、水分を保持する力も弱い部位です。それに加えて、皮膚の薄さからバリア機能が低下しやすく、肌の内部にある水分が蒸発し乾燥しやすい部位と言えます。 

乾燥が肌のどの部分まで及んでいるかで、現れるシワの種類も異なります。

乾燥の影響が皮膚の一番表面にある表皮層までの場合は、キメが乱れちりめん小じわとして現れます。その後さらに乾燥が進行し真皮層まで及ぶと、皮膚が硬くなり、表情や動作による皮膚の折りたたみシワ(横ジワ)として固定されやすくなります。一番深い皮下組織にまで及ぶと、新陳代謝の低下を引き起こしたるみの原因になります。 

また、乾燥による皮膚のバリア機能の低下は、紫外線などの外部刺激を受けやすくなるので、次に解説する紫外線の影響を助長します。 

②紫外線 

紫外線は、肌のバリア機能が正常であっても肌の内部にまで侵入しコラーゲンやエラスチンを破壊します。首は紫外線を受けやすい部位でもあり、乾燥によるバリア機能の低下から、特に紫外線の影響を受けやすいと言えるでしょう。 

コラーゲンやエラスチンは皮膚の真皮層にあり、肌のハリと弾力を生み出します。紫外線によってこのコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質が破壊されると、皮膚は強度と弾力を失うためシワが形成されやすくなります。 

③姿勢 

首のシワは姿勢の影響を受けることが多く、特に長時間同じ姿勢を続けることがシワ形成の原因となります。特に、スマートフォンやパソコンを使用する際、高さのある枕を使用する際の、首の前面に圧力がかかるような前屈姿勢です。前屈姿勢が長時間続き同じ部位に折り目が繰り返されると、横ジワのような恒常的なシワが形成されます。 

また、前屈姿勢は筋肉に負担がかかる姿勢で、首周りの血行を悪くさせます。血行不良は、皮膚に十分な栄養や酸素を供給しにくくし、皮膚の健康を損なわせるため、シワが増えやすくなります。同時に血行不良は筋肉を拘縮させ、その拘縮が不良姿勢を繰り返す悪循環を生じさせるのです。 

④広頸筋(こうけいきん)の拘縮

広頚筋は、首の前面に位置し、首や鎖骨周辺の皮膚を支える役割を担っています。 

広頸筋を示す図

筋肉は本来柔らかく、よく伸縮する組織なのでゴムのように例えることができます。ゴムは劣化すると硬くなり伸縮しなくなりますが、筋肉も同じように硬くなると伸縮しにくくなります。筋肉が硬くなり動きが悪くなることを”拘縮(こうしゅく)”と言い、拘縮を起こす原因には、加齢、血行不良、筋肉の過度な緊張など様々なものがあります。

広頸筋は本来、収縮すると皮膚を下向きに引っ張るテンションがかかります。しかし、広頸筋が拘縮すると、この引っ張る力が弱くなり、皮膚がたるんで縦ジワが現れます。これは、洗濯物を干す時に下向きに引き伸ばすとシワが消えますが、引き伸ばすのをやめるとシワができるのと同じ原理です。

⑤加齢による皮膚の弾力の低下 

皮膚の弾力の低下は、加齢に伴う生理的な変化として生じます。それは加齢とともにコラーゲンやエラスチンが自然に減少し、これらを作り出す細胞(繊維芽細胞)の機能も衰えたり減少したりするからです。また、これまで解説してきたように、乾燥や紫外線によるダメージが加齢とともに積み重なり、皮膚の強度や弾力を低下させるからです。

コラーゲンやエラスチンは、伸びた皮膚を元の状態に戻そうとする働きがあるのですが、この働きが弱まると伸びた皮膚が戻らず伸びたままの状態になってしまいます。
また、広頚筋が衰えることで、皮膚にピンと張るテンションが加わらなくなるので皮膚が弛んだ状態になります。

同時に、緩んだ皮膚は重力によって下方に引っ張られやすくなります。わかりやすい例としては、ふくよかな人が年齢を重ねるにつれてたるみが目立ってくるという場合ですね。
年齢を重ねると、代謝の衰えから皮下組織の脂肪細胞が肥大化します。肥大化した脂肪細胞は重力によって下方に引っ張られる影響が強くなるので、体重の大小にかかわらず、緩んだ皮膚と相まって皮膚がたるむという状態を引き起こしてしまうのです。このような理由から、元々ふくよかな体型の方の場合は特にたるみが顕著に現れるということですね。

Q:20代です。若いのに首のシワが目立つのはなぜですか? 

20代などの若い人でも、首はシワができやすい部位とされています。 

若い人によく見られるシワで多いのが、ちりめん小じわと横ジワ(ネックレスライン)です。これらのシワは姿勢や乾燥、紫外線などの外的要因によって形成されやすいからです。 

また、極端な体重の増減をともなうようなダイエットを繰り返している人は、若くてもたるみを生じることがあります。その理由は、体重の増加に対応するために短期間で皮膚が伸びると、皮膚の弾力性が追いつかず、たるみやシワが刻まれやすい皮膚となるからです。 
 

【解説】首のシワが消えると言われている5つのケアは本当にシワを改善するのか? 

ここでは、クリームやマッサージ、ストレッチなど、首のシワが消えるのではないかと考えられている5つのケアについて、その効果を解説したいと思います。 

クリーム|有効成分と保湿効果で、細かいシワには有効 

シワに効くとされている成分が含まれているクリームでは、細かいシワを薄くする効果が期待できると考えられています。 

美容成分には様々なものがありますが、その中でもシワに効くとされている成分として、 

  • レチノール(ビタミンA) 
  • ナイアシンアミド(ビタミンB3) 

などがあります。 

  • レチノール:コラーゲン生成とターンオーバーを促進することで、深いシワから細かいシワまで幅広く対応できる強力な成分
  • ナイアシンアミド:保湿とコラーゲン生成の両方をサポートすることで、シワの形成を防ぎ、既存のシワを目立たなくする効果がある

また、保湿効果のあるクリームでのケアは、シワの進行を防ぐことができます。
しかし、クリームなどのセルフケアで改善が期待できるシワは、表皮にある細かいシワまでだとされており、それ以上の定着したシワに関しては美容医療を頼る方が良いでしょう 。

Q:ドラッグストアのクリームで首のシワは消える? 

ドラッグストアで販売されているクリームでも、「レチノール」や「ナイアシンアミド」の成分が含まれているクリームはシワ改善の期待ができるクリームだと考えられます。 

しかし、注意しなければならない点として、ドラッグストアでは医薬部外品と化粧品の商品が混在して販売されているという点があります。医薬部外品ではシワ改善の効果がある程度認められていますが、化粧品ではその効果は明確に認められていないという定義がされています。「医薬部外品」の表記のあるものや、厚生労働省の認証マークがついているものなど、購入の際にチェックしてみて下さい。 

Q:首のしわ取りにニベアクリームは有効なのか? 

青い缶に入ったロングセラーのスキンケア製品として広く知られているニベアですが、”シワを改善する”という点から見るとその効果はあまり期待できないと考えられます。その理由は、ニベアは水と油成分を主成分としたクリームで、シワを解善するような成分が含まれていないからです。

成分の性質上、肌に保護膜を張り水分蒸発を防ぐことができるので、乾燥を予防しそれによる保湿効果はあると考えられます。ちりめん小じわには効果があるかもしれませんが、それ以上の定着したシワを解消するのは難しいでしょう。 

マッサージ|過度なマッサージはNG 

首のシワに対してマッサージをする方もおられますが、マッサージはあまりおすすめできません。その理由は、逆にたるみを助長してしまうリスクがあるからです。 

マッサージの目的は、血流を良くすることで新陳代謝の促進や筋肉の緊張を和らげ、肌の柔軟性を上げることだと考えられます。しかし、マッサージの過程で「過度な圧力」「皮膚の摩擦」といったストレスを肌に与えてしまうことも予想され、このようなストレスはシワを助長してしまいます。
マッサージを行う際はクリームやオイルなどを使用し、肌を摩擦せず力を入れないように行いましましょう。 

ストレッチ|シワの解消は期待できないが、筋肉の拘縮は改善される 

シワの原因に姿勢がありますが、不良姿勢が長時間続くと血行不良から筋肉が拘縮し、さらに不良姿勢を繰り返す悪循環を生じさせることを解説しました。 

首・肩・背中などストレッチをすることは、血流改善、筋肉の拘縮改善という点からシワの原因を取り除くことができるので有効です。しかし、ストレッチをしたからシワが解消するということには繋がらないと考えています。 

ストレッチ自体は血行促進・筋肉の拘縮予防の観点からシワの予防には効果的なので、保湿やアンチエイジング成分を含むスキンケアと組み合わせて行うと良いでしょう。 

枕|就寝時に刻まれるシワを予防できる 

高さのある枕の使用もシワ形成に繋がります。そこで、首が伸展するような高さの低い枕に変更することは、首のシワ予防には効果的です。枕を変えたからと言って、既に定着しているシワが解消するわけではないですが、”若いうちからシワを予防する””これ以上シワが刻まれないようにする”という目的であれば、枕を変えることは有効でしょう。枕専門店などで自分の身体にあった枕を作ってもらうのも良いかもしれませんね。 

美容医療|有効な施術の種類が多く、様々なシワに対応可能

既に定着した首のシワに対して、解消できるのが美容医療になります。 
化粧品は「予防・現状を保つ」ためのものであり、医療は「身体に変化(効果・効能)をもたらす」とされているからです。

美容医療ではヒアルロン酸などをはじめとした注入系、レーザーなどの照射系、たるみのひどい場合に行われる外科系手術など、多種多様な施術があり、様々なシワに対応しています。 

セルフケアでは効果が及ぶ範囲は限定的で、できてしまったシワを戻すことは難しいとされています。首のシワをなんとかしたいと悩まれている方は、美容医療を選択肢に入れると良いでしょう。 

Q:首のシワがひどい人におすすめの施術は? 

注入系施術である、「プロファイロ注射」「ジャルプロHMW注射」「PRP注射」がおすすめできる施術になります。その理由は、リスクと副作用が少ないのに効果を十分に感じられるからです。 

美容医療を行う上で、リスクやダウンタイムを含めた副作用は、程度の差はありますが必ずあります。この3施術にもリスクや副作用はありますが、施術時に針を刺す際の痛みや、施術後の内出血や赤みが生じるかもしれないという程度のダウンタイムで、比較的軽いとされています。 

一方で、この3施術にはシワを目立たないようにするということだけでなく、シワの根本の原因となる皮膚の薄さ(コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の減少など)を解消してくれる効果があります。つまり、今あるシワの解消と、将来できるシワを予防できるということが期待できるのです。 

【美容皮膚科治療】首のシワ改善に美容皮膚科医がおすすめする治療 

首のシワのひどい人には「プロファイロ注射」「ジャルプロHMW注射」「PRP注射」がおすすめと紹介しましたが、それぞれどのような施術なのかを解説します。 

この3施術は、 

  • プロファイロ注射・ジャルプロHMW注射・・・非架橋ヒアルロン酸製剤 
  • PRP注射・・・再生医療 

と大別することができます。 

プロファイロ注射 

プロファイロ注射は、次世代型のヒアルロン酸と呼ばれる非架橋ヒアルロン酸を主成分とした製剤です。 

非架橋ヒアルロン酸とは

非架橋ヒアルロン酸とは、架橋されていないヒアルロン酸のことを言います。
架橋とは化学的に分子同士を結合することを意味しますが、非架橋ヒアルロン酸は従来のヒアルロン酸のように注入された部位に留まりボリュームを出したりするものではなく、注入されたヒアルロン酸が肌に浸透しやすい形状のヒアルロン酸と言うことができです。

ヒアルロン酸には、保湿効果と、細胞を刺激し活性化させる性質があります。ですので、注入された非架橋ヒアルロン酸は広く浸透拡散し、広範囲に保湿効果と細胞の活性化を促す効果があります。
細胞の活性化は、真皮層にある様々な細胞を生み出す細胞である”線維芽細胞”にも及びます。線維芽細胞が活性化すると、線維芽細胞自身の複製や、新たなコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が生成されるため、真皮層が充実し肌の自己修復機能が強化されます。
ちなみに、このような肌組織の充実と自己修復機能が強化されることをECMリモデリングと言います。

プロファイロの特徴は、低分子と高分子の2種類の非架橋ヒアルロン酸が高濃度に配合され、”多方向に深く・広く浸透する浸透力”という点になります。 

この浸透力によって、皮下組織にまでヒアルロン酸の効果が及ぶと、肌の内側奥深くにまで水分が行き渡ります。また、細胞の活性化は皮下組織にまで及ぶとされており、これにより健康的なハリのある肌を取り戻すことができるとされています。 

プロファイロの詳細について知りたい方は、ぜひこちらの記事を参考にして下さい。 

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このようなプロファイロの効果から、首のシワの原因となる乾燥や、コラーゲンやエラスチンの減少が解消されるため、首全体の肌のキメが整い、明るくふっくらとした健康的な肌になると期待できます。 

ジャルプロHMW注射 

ジャルプロHMW注射も非架橋ヒアルロン酸製剤ですので、プロファイロ注射と同様にECMリモデリングの効果が期待できます。(ECMリモデリングについては、プロファイロ注射の中で解説していますので、そちらを参照して下さい) 

ジャルプロHMW注射は非架橋ヒアルロン酸とアミノ酸を主成分とした製剤で、分子量の大きい高分子の非架橋ヒアルロン酸が用いられているという点が特徴となります。 

分子量が大きくなると肌の細胞の隙間を通りにくく、分解されるまでに要する時間も長くなります。非架橋ヒアルロン酸の”拡散する”という性質はありますが、低分子のものと比べると注入された部位に留まりやすく、効果の持続期間も長くなります。 

このような効果・性質から、ジャルプロHMWは定着してしまった横ジワなどに特に有効だと考えられています。 

つまり、シワやくぼみに注入することで、そこに製剤が留まりシワの溝を埋めてくれます。また、ヒアルロン酸自体が引き寄せた水分と結合すると膨らみボリュームを増すので、さらにシワを目立ちにくくさせるのです。 

同時にECMリモデリングの効果で注入された周辺の肌の弾力やハリが回復してくるので、皮膚の折り目が解消されることが期待されています。 

ジャルプロHMWの詳細について知りたい方は、ぜひこちらの記事を参考にして下さい。 

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まとめ|首のシワを解消するには美容医療を 

ここまで、首のシワの種類・原因、首のシワに効くとされているケアの効果について解説してきました。 

最初にもお伝えしましたが、定着したシワは美容医療を使わないと解消することは難しく、セルフケアでは表面のちりめん小じわを解消する程度の効果しか期待できません。 

首のシワに悩まれていて、シワを消したいと考えている方は、美容医療の力を借りることでシワが解消されていくことを早く実感できるでしょう。そして同時に、シワができにくい姿勢を意識し、保湿や紫外線対策などの毎日のスキンケアを行うことで、受けた美容施術の効果をより長く持続させ、健康的な肌を長期間維持することができると考えています。 

スマートスキンクリニックでは、おすすめに挙げた3つの注射の取り扱い以外にも、様々な注入系施術が充実しています。ECMリモデリングの相乗効果が期待できるダーマペンや水光注射と併用できるメニューもあるので、ぜひお気軽にご相談下さい。 

お悩みやご希望をヒアリングしながら、あなたに合った施術をご提案します。