スネコス注射でほうれい線が改善?美容皮膚科医が徹底解説

「スネコス注射ってほうれい線にも効果があるのかな?」

「スネコス注射以外にほうれい線に効果がある注射はあるのかな?」

こんにちは、スマートスキンクリニックです。

皆さんはこのような疑問をお持ちではないでしょうか?

スネコス注射に興味があるけれど、分からない点もあって施術の予約に踏み切れない・・・といったお悩みがあるかもしれません。

この記事では、美容皮膚科医の視点から、スネコスのほうれい線への効果について分かりやすく解説致します。

目次

スネコス注射とは

スネコスは、非架橋ヒアルロン酸+6種類のアミノ酸が含まれた注入製剤になります。この2つの成分が、肌の奥の真皮と呼ばれる部分にいる線維芽細胞を刺激し、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった肌のハリや弾力を生み出す成分を増やしてくれます。(リモデリング)

非架橋ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸には、「架橋型」と「非架橋型」があり、架橋型は皆さんがパッとイメージする従来のヒアルロン酸になります。具体的には、ヒアルロン酸という固形物を肌の奥に充填させることで肌のハリ・弾力を補いボリュームアップさせます。

一方で非架橋ヒアルロン酸は、固形物ではなく柔らかいヒアルロン酸を注入し、それが浸透することで自然に肌のハリ・弾力を補いボリュームアップをしてくれます。

6種のアミノ酸

以下にスネコスに含まれている6種類のアミノ酸名と、その作用を記載しております。これらのアミノ酸が、肌の奥の真皮に作用することで、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を自然に増やしてくれます。

①グリシン| コラーゲン生成
②L-プロリン| 天然保湿因子(NMF)、ヒアルロン酸生成、線維芽細胞刺激
③L-リジン| コラーゲン生成
④L-アラニン| エラスチン・コラーゲン生成
⑤L-バリン| エラスチン生成、肌のハリ・弾力の維持
⑥L-ロイシン| 組織に対してタンパク質合成を促す指示を出す

スネコスは2種類ある

スネコスは2種類存在し、スネコス200とスネコス1200があります。2つの違いは、非架橋ヒアルロン酸の「分子量」になります。具体的には、スネコス200は「低分子」、スネコス1200は「中分子」となります。

この分子量の違いにより、得意とする部位が異なります。
以下の表をご覧ください。

スクロールできます

スネコス200

スネコス1200
成分低分子非架橋ヒアルロン酸 + 6種アミノ酸中分子非架橋ヒアルロン酸 + 6種アミノ酸
効果ハリ・ツヤの向上、小じわの改善、クマの改善深いシワの改善、ほうれい線のシワ改善
得意な部位目元、目の下ほうれい線、マリオネットライン、頬コケ

スネコス1200はほうれい線に効果あり

先程の表をご覧いただくと、ほうれい線により効果的なのはスネコス1200となります。

ほうれい線や深いシワの場合には、スネコス200よりも分子量の大きい非架橋ヒアルロン酸を含有したスネコス1200が適しています。

スネコス1200を注入すると、中分子の非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸が、肌の奥の真皮の線維芽細胞を刺激し、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の産生を促します。肌のコラーゲン・エラスチンなどが増えることで、肌の弾力・ハリが増し、たるみが改善したりすることでほうれい線の改善効果に期待できます。

また、非架橋ヒアルロン酸、6種類のアミノ酸には、肌に潤いを与える作用も持っていますので、肌の保湿を行うこともできます。

スネコス200は目の下の小じわ、クマの改善が得意な製剤となります。スネコス200の詳細はこちら。

いつから効果が出てくるか?

スネコスは、ほうれい線への施術の場合、「7日〜10日おきのペースで4回程度」の頻度・回数で実施することが推奨されています。

1回でも効果のある施術ですが、上記の回数で実施することで効果が最大化します。

また個人差はありますが、施術後2週間程度から徐々に効果を感じ始め、初回注入後から2カ月程度で効果を実感しやすい施術となります。

即効性を求める方は、美容外科での施術を選択肢としても良いかもしれません。

スネコス注射以外のほうれい線におすすめの注入施術

「スネコス注射以外にほうれい線を改善する選択肢はないのかな?」

スネコス1200と近しい性質を持つ製剤として、プロファイロがあります。スネコス1200と同様に、自然にボリュームアップを行うことで、ほうれい線の改善を目指せます。

プロファイロの場合、肌の奥の皮下組織と呼ばれる部分にある脂肪組織をふっくらさせてくれる作用も持っています。年齢により頬がコケてきたり、頬のハリが落ちてきた方には特におすすめの施術となります。

プロファイロの詳細はこちら。

他には、スネコス、プロファイロのような「非架橋」ヒアルロン酸ではなく、従来の架橋型ヒアルロン酸も選択肢になります。

ですが、ナチュラルにほうれい線を改善したい場合には、スネコスなどの非架橋型ヒアルロン酸製剤を選択すると良いでしょう。

【まとめ】注入施術ならスマートスキンクリニックへ

スネコスには2種類あり、ほうれい線治療には「スネコス1200」がオススメになります。

一方で、ほうれい線に対して同様の効果を持つ注入製剤は他にもあります。スマートスキンクリニックでは、プロファイロという製剤を採用しています。

ほうれい線が気になる方は、一度医師の診察を受け、あなたにあったアプローチを提案してもらいましょう。

スマートスキンクリニックでは、スネコスなどの注入系施術において以下のようなこだわりを持って実施しております。

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監修者医師

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